青々と、子どもの腰丈ほどに伸びた麦

昨年11月、二子山山系自然保護協議会の桑原さんが管理する寺前谷戸の畑にて、冬から春にかけて育つ麦の種まきをさせていただきました。その麦が「大きくなってきたよ」と教えていただいたので、たいよう組(卒園生)、あおぞら組、にじ組の園児たちは、畑の麦を見にお散歩に出かけました。

タネを蒔いたとおりに、麦が一列に伸びているので、子どもたちは麦を踏まないように、麦の列の間を走り回ったり、おたまじゃくしや青蛙を見つけたり、つくしを摘んだり…春の訪れを体いっぱいに感じていました。

健やかに上へ伸びる麦の姿は、麦の種を蒔いた時には、往復車で移動したにじ組さん、復路は車で移動したあおぞら組さんたちが、たいよう組さんと一緒に、行きも帰りも自分たちの足で歩いてお散歩できたという、子どもたちの成長と重なります。これからも子どもたちが、伸びたいほうへ、思いのままに伸びていけるよう、見守っていきたいなと思います。