参加する園児のご家族に、2週間の行動履歴の記録や検温のご協力をいただき、保育園でもCOVID-19の感染防止対策をとりながら、7月16日(金)〜17日(土)に年長児のお泊り保育を実施しました。

たいよう組(年長児)の子どもたちは、お昼寝から覚めて、おやつを食べたら、お泊り保育の開始です。
今回のお泊り会には様々なミッションが設けられていて、それを4人一組の三つのチームで時に競い、時に協力しながらクリアしていきます。

団結式「お泊り保育がんばるぞー」「おー!」

まず最初のミッションは、「夕食の下ごしらえをせよ」。メニューは、カレーライスとサラダとデザートです。下ごしらえが済んだら、給食の先生に調理してもらいます。

カレーの具材を切る わしチーム
サラダ作りを担当する Tレックスチーム
お米とぎとデザート作りをする 鬼滅チーム

下ごしらえが済んだら、次のミッションは、様々なお題をクリアしながら、紙コップタワーを完成させるという「紙コップタワーを完成させよ!」です。まずは一番下の段に8個紙コップを並べて、班のみんなで協力して7段までタワーを作ります。

園庭に隠されたミッションカードを見つけて、次の指令場所へ向かいます。
ハンターから逃げながら、牢屋(後ろに見えますか?)に囚われた先生を救い出します。成功したら次のミッションが指示されます
清寿苑さんからカレー皿をいただくというミッションをクリアしたら、次は班のみんなで相談して「赤」か「青」のどちらかの箱に入っている金の紙コップを当てるというミッション。大当たりで喜ぶ園児たち。
最初に作った紙コップタワーに、金の紙コップをのせて、「いえーい!」。完成した班から順に、金メダル、銀メダル、銅メダルをもらいました。
みんなで下ごしらえを頑張ったカレーライスとサラダをいただきます。カレー皿は、ミッションで清寿苑さんからいただいたものです。みんなよく食べました。

お夕飯を終えたら、長袖長ズボンに着替えて、「夏の夜に虫をゲットせよ!」のミッションです。いつも散歩に行く星山のふもとに出かけると、なんと一番手前の大きな木に「カブトムシ(オス)」が!なんてラッキーな子どもたちなのでしょう!これには先生たちもビックリしました。

園舎に戻ると、暗くてしーんとしています。先生が出迎えてくれましたが、なんだか変だぞ。
子どもたちには内緒にしていた「オバケショー」のはじまりです。ピアノが、ベートーベンの「運命」を奏でて……。ちょっと面白くて、ちょっと怖いオバケたちが待っていました。恐怖のワニ女、笑い続ける少女、のっぺらぼう、白いオバケ…。
最後には、助けを呼んだあやこ先生が、お化け(口デカ蜘蛛女)になってしまっていたという”おもしろこわい”出しものでしたが、泣いた子どもは一人だけでした!

少し肝を冷やしたあとは、キャンドルナイトです。
事前にたいよう組さんが作っていたキャンドルホルダーに、電池式のろうそくを灯して、みんなで輪になります。
「みんなが喜ぶ出し物を発表せよ!」というミッションをクリアするべく、班ごとにスタンツをして、「キャンプだホイ」を歌って踊って、最後にデザートを食べました。
ちなみにスタンツの内容は、鬼滅チームは「私は誰でしょう」というクイズを出題。わしチームは菅田将暉の「虹」を歌う。Tレックスチームは「はい、ひょっこりはん!」の掛け声にあわせて変顔をするお笑いでした!三チームとも個性豊かな発表ができました。

キャンドルナイト。これはデザートを食べているところ。

キャンドルナイトの次は、シャワータイム。体がさっぱりしたら、次は先生たちが上演するブラックパネルシアター「もちもちの木」をみます。

園長先生の絵本の朗読に耳を傾けながら、みんな静かに見入っていました。
先生手作りのプラネタリウムの下で寝ます。おやすみなさい。