たいよう組さんにとっては、保育園で過ごす最後の2月です。日々重ねていく思い出が、小学校という新たな世界に飛び立っていく子どもたちの心を温め、背中を押してくれるような、そんな毎日を過ごしたいと考えています。

ということで、たいようさんの特別な一日、題して「○○ちゃん(くん)DAY」をはじめました。
たいよう組の中から選ばれた一人が、主活動の内容を決めたり、昼食の時に一緒に座って食べたいお友だちや、食べる場所(机)を選びます。
いつもはみんなで話し合って、いろいろなこと(例えば散歩の行き先など)を決めるので、いつも自分の希望が通るわけではありません。でも「特別な一日」では、自分のやりたいことが叶うのです。

今日は「YちゃんDAY」。
Yちゃんは、「ねんど遊びが大好きだから、みんなで、ねんどで”動物園”を作りたい。それからアイスクリーム屋さんになりたい。その後は、運動会で楽しかったパラバルーンをもう一度やりたい。それで時間があったら、園庭でリレーをしたい」と、みんなの前で発表してくれました。
「えー!パラバルーン忘れた!やりたくない」という意見があっても、「今日は”YちゃんDAY”だから、やるよ!」「はーい」。
みんなも、自分のための「特別な一日」があることが分かっているので、Yちゃんに協力してくれます。

蛇やら亀やら…爬虫類が多めの動物園になりました。
アイスクリーム屋さんのアイスもたくさん作りました。いろんな味があります。
パラバルーン、リレーで遊んだ後は、園庭で「カレー作り」も楽しみました

お昼ごはんは、「いつも一緒に食べていないお友だちも誘いたい」と、同じ机で食べるお友だちを選んだYちゃんです。「今日は”YちゃんDAY”どうだった?」と聞くと、「大好きなことができて、すごく楽しかった」とにっこり。
たいよう組みんなの「○○ちゃん(くん)DAY」は、始まったばかりです。次はどんな「特別な一日」になるのでしょう。またご報告します。