バケツで育てている赤米とうるち米に穂がついてきました。赤米は、稲穂の一粒一粒に針のような長くて赤い芒(のぎ)を持っており、これによりすらっと背が高くなります。


バケツ稲の苗をくださったお米屋さんが、「一粒のお米には七人の神様がいる」と教えてくださいました。
この神様というのは、水、土、風、虫、雲、太陽、そして作る人のことで、この七つの要素が一つでも欠けてしまうと、お米を作ることは出来ないとのこと。園長先生がさっそく幼児クラスの子どもたちにこのお話をしました。子どもたちにはなかなかピンとこないようで、「えー!7人もいるの?やば」というような反応でしたが(笑)、土を触り、収穫する喜び、食べる楽しさを感じる体験の中で、食べ物に対する感謝の気持ちが少しずつ育っていくといいなと思っています。

「麦」と間違う子どももいます。「これは稲だよ。お米になるんだよ」
昨年は雀たちがみな食べてしまいました。今年は収穫なるか?